しゃぶしゃぶ温野菜ブラック女店長に同業者として思うこと

こんにちは!

現役飲食店店長のタカハシコウジです!

 

今回は「しゃぶしゃぶ温野菜ブラック女店長に同業者として思うこと」です。

 

先日マスコミで報道された「しゃぶしゃぶ温野菜」でアルバイトしていた学生が

フランチャイズ本部に被害の回復を申し入れた件は、驚いた人も多かったでしょう。

 

温野菜

 

まさにあの一件は、この業界のブラックな一面を凝縮したような出来事です。

 

同業者であるわたしも女店長の一連のあり得ない所業にひどく憤るとともに、

「やっぱりか~」とも思ってしまいました。

 

今回はこの件について考えていきます

 

しゃぶしゃぶ温野菜のブラック女店長の所業

 

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このしゃぶしゃぶ温野菜の女店長が、アルバイトの学生(男性)に

おこなったことを簡単にまとめてみます。

 

【強制労働】

2015年4月から4か月間にわたって、1日あたり12時間あまりの

労働を強いた(1日も休みなし)。

 

しかも店長の勤怠管理の不正により、支払われた賃金は半分以下。

 

【パワハラ】

この学生が退職を申し出ると、「ミスが多いから懲戒免職」、

「懲戒免職の場合は就職にも支障が出る」などと脅し辞めさせなかった。

 

店の予約が少ないことをこの学生のせいにして、

「実家に行って、親に売り上げの責任をとらせる」などと脅していた。

 

しかもミスによる「4000万円の損害賠償」を学生に示唆したり、

「お前のウチにこれから行く」などと脅し、学生は約半月も自宅に帰ることが

できなかった。

 

【自腹購入】

食べ放題の客を制限時間内で帰さなかったことを理由に、その損害賠償と称し、

学生に実費で支払わせていた。

 

学生の支払いには架空の伝票が切られて、1回あたり5000円から

4万円を支払わせていた。

学生の支払いが月に10万円を超えたこともあった。

 

これだけのことをひとりの女店長が、ひとりのアルバイトにやっていた

ということは驚きですね。

 

被害者の学生の方も、かなり気弱な性格で無知だったようですね。

普通だったら、ここまでエスカレートすることはないでしょう。

 

ただし、よく考えるとひとつひとつの項目は、けっこう耳にすることですね。

半ば強制的にシフトに入れたり辞めたいと申し出ても辞めさせない

ミスをしたら罰金や損害賠償

 

特に強制的にスタッフを働かせたり、辞めたいスタッフを辞めさせないなんて

言うことはもちろん違法です

 

また罰金や損害賠償も、採用時に契約で定めたものならともかく

(それでも違和感はありますが)

その場の成り行きで、場当たり的に徴収するのは問題があるでしょう。

 

ここまでスタッフにひどいことをしてくる店長はあまりいないでしょうが、

このようなことのひとつでも横行しているお店は働かない方がいいですし、

すぐに辞めたほうがいいでしょう(退職の申し出期間は守ってくださいね)

 

女店長も7か月間無休で働いていた

 

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この一件で驚くべきは、この女店長も1月から8月まで無休で働いていたことです

 

「しゃぶしゃぶ温野菜」はすべてが直営店ではないことから、

恐らくはフランチャイズ契約の店舗でしょうが、こんな人の使い方も酷いですね。

 

売上が上がらないことから、アルバイトの代わりに自分が入って

人件費を削っていたと容易に想像がつきますが、

年齢は分かりませんが女性で7か月間というのは感心すら覚えてしまいます。

 

経営者として自発的に働いていたならともかく、この女性店長が

雇われ店長だった場合には、こんな使い方をしていた

雇い主も間違いなくブラックです

 

それにしてもフランチャイズの本部は何をしていたのですかね?

しゃぶしゃぶ温野菜は、焼き肉チェーン「牛角」を経営する

レインズ・インターナショナルが本部です。

 

さすがに女性店長が学生にやっていたことを本部は把握してはいなかった

でしょうが、この女性店長の勤務状態は把握していたはずです。

 

本部にはフランチャイズのお店を指導する義務がありますから、

このあたりは放置していたのでしょうか?

 

このあたりは後述しますが、「やっぱりか~」と思ってしまいました

 

ブラック企業に入社しないために

 

飲食店の店長は多かれ少なかれ、無理をすることがあります。

休みだってシフトに穴が開いてしまったら、返上することもあります。

 

しかしブラック企業の経営するお店は、構造的に人員不足の欠陥があり、

日常的に休みがとれない傾向にあります。

 

特にそのような企業は、1990年代後半に伸びてきた企業に多く見られます

 

バブル崩壊後、景気が目に見えて悪化したのは1996年、97年ごろです。

そのあたりを境に労働者があぶれたことから、無理な人使いをして伸びてきた

企業は多いです。

 

たとえば、ブラック企業の烙印を押されている大手居酒屋チェーンや

老舗の吉野家を抜いて業界1位になった牛丼店など。

 

言うまでもなく飲食店にとって、もっとも負担になるのが人件費です。

これを限界まで削って業界の勢力図すら変えてしまった飲食チェーンは

けっこう多いのです。

 

なのでこのようなブラック企業に絶対に勤めたくないという方は、

老舗のチェーンをおススメします。

老舗チェーンの多くはここまで人使いが荒くないので。

 

もちろんブラック企業とされているチェーンのほうが、給与が高い傾向

ありますし、デキる社員の出世は早いです

 

体力や気力に自信があって、手っ取り早く出世したい場合やお金を稼ぎたい

ならこのような企業のほうが合うのかもしれません。

(決しておススメはしませんが)

 

このあたりはどちらを選ぶかの価値観にもかかることですね。

多少キツくてもお金がほしいという方には向いているかもしれません。

 

繰り返しになりますが、バブル崩壊後の1990年代後半から伸びてきた

飲食チェーンは、けっこう人使いが荒いので参考にしておいてください

(もちろん例外もありますが)

 

また老舗でも上記のチェーンなどに買収されたチェーンは、

同様の人使いの場合もあるので、しっかりと調べてください。

 

最後に今回の「しゃぶしゃぶ温野菜」の女店長の一件ですが、

これでまた飲食店のイメージが悪くなることを思えば、怒りすら感じてしまいます。

 

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