飲食店パートやアルバイト 面接でブラック企業を見分けるコツ
こんにちは!
現役飲食店店長のタカハシコウジです!
今回は「飲食店のパートやアルバイト 面接でブラック企業を見分けるコツ」です。
最近は大手の外食チェーンの労働条件の悪さ(深夜のワンオペなど)も明らかになって、
飲食店のパートやアルバイトも改善される傾向にあります。
しかし残念ながら、この業界には昔から「ブラック企業」なるものが存在しますし、
少なくありません。
ブラック企業の正式な定義はわかりませんが、概ねパートやアルバイトのスタッフを
劣悪な労働条件で働かせて、利益をあげる企業でしょうか?
いずれにしてもスタッフのことは二の次で、利益をあげることのみを重視します。
文句を言ったらポイ捨てなんてことも多いでしょう。
しかも驚くことは、知らず知らずのうちにブラック企業で働いてしまっている人がけっこういる
ことです。
わたしも新規に入店したパートやアルバイトの方から、以前勤務していたお店のことを
聞くことが多いですが、けっこう劣悪な条件で働いていた人もいてびっくりしています。
そんなブラック企業で働かないように、面接時にブラック企業を見分けるコツをご紹介していきます。
パートやアルバイトの募集を年がら年中やっている
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これは面接前のポイントですが、パートやアルバイトの募集を年がら年中やっている
会社やお店は、ブラック企業のケースが多いです。
なぜならパートやアルバイトの定着率が悪い ことから、頻繁に応募をかけているからです。
定着率が悪いということは労働条件が悪かったり、人手が足りていなかったりなどと
「訳ありの職場」であるということ。
やはりそのような会社やお店は問題がありますね。
実際の労働条件が募集広告と異なる
これもブラック企業の可能性が高いですね。大手などは企業のイメージが悪くなることから、
そのようなことはほとんどありません。
わたしが実際に見聞きした中で、巧妙かつ悪質だと思ったのは
募集の時給に条件をつけることです。
たとえば、時給1000円で募集しているのに、それは〇日以上、○○時間時間以上勤務した場合で、
その条件を満たさなかったら時給は800円などというもの。
しかも、時給が1000円にならないようにシフトを組んで、
実際には800円の時給で使い続けます。
要は広告の高い時給は人寄せの餌で、実際には遥かに安い時給で働かせるのです。
時給だけではなく、勤務時間や残業時間、交通費など広告の募集の条件と異なる場合には
要注意です。
面接が短時間で雑それなのに採用
飲食店の場合ある程度のスキルがあれば、あとはどれだけお店が希望するシフトに
合わせられるかということに関心がいくので、面接が短時間になることもあります。
ただし、面接者のスキルに関する質問もなかったりする場合には要注意です。
ろくに面接者に質問がなかったにも関わらず、採用となった場合にはなおさらです。
要するにそういうケースは働き手は「誰でもいい」場合が多く、
定着率や労働条件が悪いことも少なくありません。
即日採用する会社やお店
個人経営のお店などで、よっぽど店長が面接者を気に入った場合などもありますので
一概に言えませんが、通常はいくらパートやアルバイトでも即日採用はありません。
どうしても採用したい面接者には採用の可能性が高いことを匂わせたりしますが、
採否を決するのはある程度面接の数をこなしてからです。
そのため即日採用するお店や会社は、やはり「誰でもいい」場合もあり要注意です。
合否の通達の日時を守らない
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こちらもブラック企業に多いのですが、〇日までに合否を連絡すると言いながらも、
その数日後になったりするケースです。
単純な担当者のミスの場合もありますが、多くは人手不足が原因。
人手が足りないというのは、社員やアルバイトの定着率に問題があるので、
ブラック企業の可能性が高いでしょう。
罰金が多い
遅刻はもちろんのこと、たとえば食器やグラスを割ったりした場合まで罰金を定めている
会社やお店はまずブラックです。
飲食店にとっては、食器やグラスはいわば消耗品です。どうしても割ってしまいますし、
これを避けることは非常に困難です。
また普通のお店は、食器やグラスの毀損は消耗品の経費として事前に考慮しています。
それにも関わらず、その責任をスタッフに転嫁させる会社やお店は間違いなくブラック企業です。
店長がダメそう
いかにも無能そうな店長がいるお店も、ブラック企業の可能性が高いでしょう。
会社の体質は社員の質からも、垣間見ることができます。
また無能そうじゃなかったとしても、店長が横柄だったりガサツだったりすれば、
入店後にパワハラやモラハラの可能性もあります。
仮にブラック企業じゃなかったとしても、店長が無能な場合に苦労するのは、
パートやアルバイトなどのスタッフです。
その職場で長く働くことを考えているのならば、ボスとなる人物の能力を
しっかりと推し量ったほうがいいでしょう。
ここまで色々と書きましたが、優良企業は面接時に労働時間や残業、賃金や手当などの
労働条件をしっかりと説明します。
そのあたりをおろそかにする会社やお店は、あまりおススメできません。
ご参考になれば幸いです。
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