飲食店パートやアルバイトの面接|手応えのある面接官の反応とは?
こんにちは!
飲食店現役店長のタカハシコウジです。
今回は「飲食店のパートやアルバイトの面接での手応えのある面接官の反応」です。
リーマンショック以降、なかなか景気の回復が実感できない最近のご時世。
できるだけ時給のいい好条件の仕事をしたいですよね?
条件のいいパートやアルバイトには、応募者も殺到しますからなかなか採用は難しいところ。
ところでわたしはこの業界が長いことから、パートやアルバイトの面接官も
かなりの数をこなしてきました。
そのためよく聞かれることは、「面接官がどのような反応やリアクションをしたら、
応募者は手応えを感じていいのか?」という質問。
確かに複数のパートやアルバイトに応募をしている人にとっては、
面接の手応えを掴むことはけっこう重要ですよね。
今回はそのあたりを説明していきます。
笑顔や挨拶、言葉づかいを褒められるのは当たり前
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好条件のパートやアルバイトは、応募者のレベルも高くなっていきます。
そのため「笑顔がいい」「挨拶がしっかりできる」「言葉づかいがいい」などの
面接官の褒め言葉は、あまりアドバンテージになりません。
ハッキリ言いまして、好条件の仕事ではそれらが当たり前のようにできている
人の中からの選考となります。
なので、そのような仕事の面接で笑顔や挨拶、言葉づかいを褒められたとしても
決して舞い上がらないようにしてください。
最終選考まで残る応募者は、みなその程度のことは身に付いていますから。
逆に言えば好条件の仕事の面接で、このようなことが当たり前のようにできなければ、
採用はあり得ないということです。
スキルについて突っ込んだ話を聞いてくるのは好感触
わたしのお店もそうですが、時給などが相場より高いお店の募集には
多くの応募者が集まりますので、面接はけっこう大変です。
そのためなるだけ効率的に応募者の面接をこなすことを心がけています。
とすれば採用の見込みのない応募者の面接はできるだけ短時間で
切り上げたいもの(さすがに露骨に短い時間で切り上げることはしませんが)
なので、応募者の前職のスキルなどを突っ込んで質問する時は、
多少なりともその応募者に採用の可能性がある場合のみです。
飲食店の未経験者であっても、その適性を判断するために
これまで経験したスキルや仕事内容を聞きますが、
これもある程度採用する可能性がある応募者のみです。
このような質問を面接官がしてきた時には、好感触ということです。
コアなイレギュラーについて質問してきた時はかなりの脈あり
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面接時には面接者の希望のシフトは聞きますし、一般的なイレギュラーについても質問はします。
たとえば、「平日の勤務希望だけど、どうしてもというときに土日出勤できるか」とかです。
このような一般的なイレギュラーの質問は、ほぼすべての面接者にしますので、
これによるアドバンテージはほとんどありません。
しかし、面接官がコアなイレギュラーの質問をしてきた時は別です。
たとえば「厨房志望だけど、忙しい時にはホールに入れるか?」とか
「宴会が入った場合には、1時間程度残業してくれるか?」などです。
このように面接官が突っ込んでイレギュラーに対する質問をしてきた場合には、
面接者を採用する方向で考えています。
このような場合には多少なりとも手応えは感じていいと思います。
なお、そのような質問に対しては、できる限り対応する方向で答えておきましょう
(よほどムリなら別ですが)
世間話はかなりアツイ!!
意外なことかもしれませんが、好条件の仕事の面接で面接官が世間話をした場合には
かなり期待が持てます。
先ほど言った通り、好条件の仕事では応募者が殺到することから、
面接官もそんなに暇じゃありません。
その上で世間話をはじめるというのは、より応募者の人間性などを知りたいからです。
なのでこのような場合はかなりのチャンスです。手応えは十分でしょう。
ただし世間話と言っても、あくまでも面接の延長です。
油断して、くだけ過ぎてはマイナス評価になりかねません。
そのためそのような場合でも、言葉づかいや話の内容にはいちおうの注意を払って下さい。
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